休眠状態のブログで突然なにを言い出すのかと思われるかもしれませんが、ちょっと気になりましたので…。

無報酬で働くのは悪(リンク切れ)
無報酬で働くのは悪である。
無報酬=善人みたいに思う人がいるけど悪ですから。

「本来、報酬を得られるべき仕事を無償でやる」というのは、ある意味対価をディスカウントするという事ですから、将来の自身にとっても、同業他社にとっても悪じゃないか?という意見についてはよく判ります。

ただ、難しいのが「今回がたまたま無償であって、それで得た信頼によって有償で仕事を取れる見込みがある」だとか、「それに協力している事が自身の一種の広告になる」、あと「支援活動など、その活動への寄付へのつもりである」という所。
一種の営業活動を兼ねていたりする訳で、それを「悪」と言われると何と言って良いのだか。
まあ、それらについては「それで得たイメージや知名度が報酬だ」言えば済む話なのかもしれないのだけど。

むしろ、悪なのは「こんなのサービス(無償)でいいでしょ?」と持ち込んでくるクライアントのような気がします。悩んでいる所に「しょうがないなぁ」だとか「なにか私が手伝える?」と手をさしのべる分には、それはそれでいいと思うのだけど、依頼する側から開口一番「タダでお願いしますー」で、かつやたらに上から目線という方が仮におられるとしたら…。
気をつけないと、「アイツはタダでやってくれるらしいぞ」というイメージだけが流れてしまう事になりかねませんしね。

まあ、そういう意味でも「金銭的なメリットに限定せず、ちゃんと自分に対してメリットがあるか考えてから受けるなら受けろ」って意味であれば、確かにそうかもしれないなぁ。